ミシュラン獲得した経歴のある銀座の名店「鮨 栞庵 やましろ」が、2月16日北新地にオープン。
鮨激戦区のお江戸に名店が群雄割拠する江戸前握りのお店が、
昨年3月の関西初出店を皮切りに難波、神戸三宮、そして北新地と3店舗を拡大する今、勢いのある寿司店。
知人からこのお店がお勧めと聞いたので、ランチに行ってきました。
サンマルクカフェ大阪堂島店と同じ「京富ビル」B1にあり、
そのB1に下りる階段やエレベータが見つからず、いきなり迷ってしまった。
このブログをアップする頃には看板が完成していると思うので、簡単に探しやすいかも知れません。
テナントビルの地下1階にあり、少し迷いながらの入店。
隠れ家と言うよりも、隠れ過ぎてるような気がする。
暖簾をくぐると、上質で落ち着いた佇まい。
3冊のミシュランガイドブックがお出迎えしてくれています。
店内は、落ち着いた大人の雰囲気。
スタイリッシュなカウンター席と完全個室のプライベートルームも完備しています。
ドリンクメニューは、豊富に揃っています。
大将厳選の食材から作る美しい料理と本格江戸前鮨を併せたコース。
本日のコースは、お江戸の豊洲市場から取り寄せる、四季折々の旬の野菜や魚介を中心に厳選したコース。
「ランチお任せコース 8,800円」
(先付け・造り・握り8貫・逸品・巻物・香の物・赤出汁・デザート)
夜はこれらのコースが、9,900円になるそうです。
生ビールと迷いながら、ちょっと趣向を変えてスパークリングワインおお願い。
銘柄は、舌噛みそうな「シモネ・フェブル・クレマンド・ブルゴーニュ」
当然、メニューを指さしてのオーダーですよ…( ´艸`)
きめ細かい泡立ちで、フレッシュな口当たりが食前酒としてもピッタリ。
柔らかい甘味もあって、非常に飲みやすいスパークリング。
このあとに出る料理にも良く合っていて、大正解でした。
先付け
菜の花とアサリのお浸し 鯛の出汁のジュレ
金色の器が豪華で、バブリーですね…(#^.^#)
少しアップで。
さっぱりとしたジュレを纏った、アサリの旨味。
食べ慣れたアサリでも、スパークリングに合わせて食べると、ジュレの酸味も良く美味しいですね…(^^♪
菜の花のほのかな苦味と優しい味わい。
春を感じる一皿です。
いろいろお話を聞かせて頂きながら大将の華麗な手さばきを観ていると、時間が立つのも忘れてしまいます。
シャリは砂糖不使用で、赤酢と塩は多めに使っているとか。
ネタにはいろいろ味付けをしているので、シャリが全面に出過ぎないよう控えめにしているとのこと。
前菜
鰆の菊菜醤油
鰆の旨味が口内いっぱいに広がり、もっちり食感の鰆と紅心大根の甘味とパリパリっとした歯ごたえが絶妙なアクセント。
とても爽やかな美味しさですね…(^^♪
しめ鯖 有馬山椒のせ
ほのかな赤身が残る、浅めのシメ加減もちょうど良い。
しめ鯖の強い旨味と有馬山椒のピリッとした辛味が、料理の味を引き立てている。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
ゆっくり噛みしめて、しめ鯖の美味しさを十分に堪能したあとは、スパークリングで口の中をすっきり流す。
白子の醤油漬け湯葉あんかけ
少しアップで。
醤油漬けした白子にとろとろの湯葉あんかけ。
白子の濃厚クリーミーさと湯葉あんかけとのマリアージュ。
白子と湯葉あんかけともに、非常にまったりとした優しい味わい…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
スミイカ
コリコリッと歯切れの良い旨味があり、すだち塩があっさりと引き立てる…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
心地良い歯ごたえに、つい笑顔になりますね…(#^.^#)
ガリ
ガリは、最初はピリッと辛めで、後半になるとほのかな甘味もありスッキリ。
春子鯛(カスゴダイ)桜ジメ
鯛の稚魚で別名「桜鯛」と言い、本名は「春子鯛」と呼ぶそうな。
桜のような美しい色合いをしているので、この名前がついたとも言われています。
10cm程度の小さな鯛なので、1匹で2貫しか取れないらしく、
1年の中でも春の時期にしか食べられないこともあって、仕入れる豊洲市場でも貴重な ネタだそうです。
桜ジメしているので桜餅の香りが広がり、柔らかな食感とほんのりと甘味を堪能できます。
カスゴダイ(゚□゚o)ノノスゴッッッッッ!!!!!!!!!!!
桜の香りと旨味の余韻が秀逸で、これは、是非お勧め!
コハダ
待ってました!!
大好物のネタ「コハダ」。
すっきりとした酢ジメが旨味をさらに引き立てます。
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
最近、大阪でも「コハダ」が食べられるお店は数多くあれど、
この美味しさには、なかなか巡り会うことができません…(*´з`)シランケド…
ここらで冷酒が欲しくなり、大将にお勧めをお願い。
山形県鶴岡市 亀の井酒造の「くどき上手 純米大吟醸(しぼりたて)」
フレッシュでフルーティな香り、旨味も強い純米大吟醸です。
チェイサーも一緒に添えて。
海老
海老は、まだほのかな温かく、強い旨味と香りがお口の中で広がりまくる…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
日本酒とのマリアージュを楽しみました…ウィ-((~(´д、`~)ヒック
かに餡の茶碗蒸し
蓋を開けてびっくり!
たくさんのカニが、お出迎えしてくれている…V=(° °)=Vイラッシャーイ
たっぷりのカニさんを一気に口の中へ放り込んだら、とろとろ玉子に包まれたカニさんの甘味が、非常に美味い!
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
お酒がなくなりそうになるのを気をつけながら、じっくりと味わった…プッハ~(''Д'')ゴクゴクッ・・・
餡の中から、焼きネギが登場!
焼きネギの香ばしさが良いですね…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
さらに、ネギの中から溢れる甘味も抜群!
底に密かに隠れていた銀杏を発見!
いろいろ宝探しをしながら、ペロリと完食…(๑´ڡ`๑)ペロリ
雲丹
豊洲から仕入れる北海道産の雲丹てんこ盛り。
何て贅沢なんでしょうか!
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
隠し味にすだちを少々、とろける美味しさと甘味と旨味のマリアージュ。
まったりした濃厚な雲丹は、口の中で広がる香りも良く硬めのシャリとも相性抜群。
北海道では、楽しみにしていた雲丹が不漁のため食べられなかったのに、
大阪で北海道産の雲丹が食べられるなんて、何て巡り合わせなんでしょうか。
まぐろ中とろ
わざわざお江戸の三宅島からお越しになったそうな。
中とろ本来の脂の旨味と甘味が広がり、シャリ一粒一粒に絡みつく。
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
口の中に残る旨味の余韻が、たまらなく美味い!
あ~何て幸せなんでしょう…( 〃 ❛ᴗ❛ 〃 )♪♪
イクラの醤油漬け
少しアップで。
口の中でプチプチ弾ける食感のあと、シャリに絡みながら旨味が広がる。
それを「くどき上手」でサラリと流す…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
幸せな瞬間です。
煮穴子
柔らかくてふわっふわ煮穴子。
振りかける山椒が、絶妙なほど良いアクセント。
口の中でとろけるように解れて、シャリ全体に見事に調和する。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
穴子には定番の煮詰めも良いが、この山椒も秀逸ですね…(^^♪
トロたく
トロと沢あん、シャリとの融合。
これを考案した人、凄い!
磯の香りが強くパリッとした海苔と、沢あんとの異なる歯ごたえ。
さらに、トロのとろける甘味が最高!
ウマイ!!(゜∀゜)テッテレーッ!!
海苔、トロ、沢あん、シャリ、芽ネギなど、
それぞれの香りと食感の違いも楽しく、シャリとの相性も抜群!
キャビア(海苔は千葉県産)
悔いの無いように、お店の名物「キャビア」をお願い。
せっかくのキャビアをひと口で食べるのはちょっと勿体ないので、まずは2,3粒だけキャビアを味わう。
塩味と磯の香りはイクラの方が上のように思えるが、キャビアには脂の旨味を感じる。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
やっぱりキャビアだけで味合うよりも、海苔とシャリを合わせた方が格段に美味いのがわかった!
全部合わせて頬張ると、海苔との相性抜群過ぎるほど!
赤だし
出汁はシンプルに魚のアラでとっていて出汁も良く、ホッとするひとときを感じる…ε-(´∀`*)ホッ
玉子
もはやプリンとしか思えないぐらいプルンプルン。
何も言われなくて食べると、絶対にプリンと勘違いするはず。
しかし、これには醤油も使っているとは驚きです。
そうか!
プリンのカラメルソースの香ばしさと、同じ感じなのでしょうね…(゚д゚)ナルホド!
デザート
自家製の最中
レアチーズとこし餡ホイップクリーム。
最中の皮はパリッパリで香ばしく、甘さ控えめで高級な美味しさ…マジ(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
最後は、お茶でほっこりタイム。
非常に満足度の高いランチになりました。
美味しかった~( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )ゴチソウサマ
ランチタイムには、(握り7貫、巻物、赤だし)のセット「数量限定ランチ握り 2,000円」もあり、
とてもリーズナブルなので、気軽に江戸前握りを堪能することができます。
これら以外にも、(握り8貫、茶碗蒸し、巻物、赤だし)のセット「ランチ上握り 3,800円」、
前菜が加わった「ランチコース5,800円」もあり、さらに今回の「ランチ限定おまかせコース 8,800円」など、
いろいろお財布事情に合わせて楽しめます。
帰りに気づいたのですが、ビル正面入り口の脇に専用の出入口があったなんて・・・( ̄▽ ̄;)!!ガーン
北新地 鮨 栞庵 やましろ (寿司 / 北新地駅、西梅田駅、渡辺橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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Author:たこやきくん