2018–09–27 (Thu) 12:44
あれから何年たったのだろうか・・・
過去のブログを見直してみると、今からおよそ7年前になる。
このブログをご覧いただいた方からのコメントを見て、久しぶりに食べたくなってきたので、
先日、訪問してきました。
阪堺電気軌道(俗に言う、チンチン電車)阪堺線「聖天坂」駅から歩いておよそ2分。
閑静な住宅街の一角にお店があり、店内は昭和を色濃く感じさせる。
それもそのはず。
創業は、昭和2年。
「京唄子」さんや「藤山寛美」さん、さらに、「桑名正博」さんまで愛してやまない
昔ながらの懐かしさ溢れる大阪の味を味わえるお店です。
冷たいお茶を飲みながら、今日は、何を食べようかを考える。
前回より少し値上げされているようです(当たり前)。
木の「おかもち」も健在。
今では、この「おかもち」は飾りかと思っていたら、出前に行ってました。
鍋焼きうどん 600円
上から・・・
スープは、節と昆布、椎茸から取ったであろう優しい味わい。
しかも、土鍋なので、なかなか冷めなくて熱々!
心温まる美味しさで、今日は、これにして良かったと胸を撫で下ろす。
うどんは、大阪を代表するような柔らかく、讃岐うどんのようなコシとまではいかないが、
ほどほどのコシがとても懐かしい。
食べている途中、ご主人から「七味入れる?」って聞かれたので、「ハイ!」と答えると、
袋を破ってパラパラ~っとかけてくれた。
私が、ハフハフしながら鍋焼きうどんを必死に食べている最中、常連らしき老夫婦が入ってきた。
最初、お2人ともカレーうどんと言っていたのだが、私のを見てなのか「私も鍋焼きうどんにしようっと」と言って、
ご夫婦揃って鍋焼きうどんを注文しておられた。
よって、店内は鍋焼きうどん祭り状態・・・
途中で、卵を割って・・・
うどんに絡めて・・・
卵がうどんによく絡んで、まろやかな味わいを演出。
まるで、「釜たまうどん」のよう。
想像していた鍋焼きうどんと言えば、普通、鶏肉が入っているものと思ったら、
ここでは、牛肉がたくさん入っていました。
食べ進むうちに、この牛肉から出る旨味も徐々にスープに染みてきて、
肉うどんのような味わいに変化するのを楽しめた。
数種類の蒲鉾も味わい深い。
七味がたっぷりかかっていて、良いアクセント。
なかでも、この椎茸の甘辛煮は、とても肉厚で出汁もしっかり染みていて、絶品過ぎる美味しさ!
この椎茸の甘辛煮だけど肴に、日本酒を飲みたくなるほど。
この時間が止まったかのような雰囲気の中では、これが実に美味い。
意外とボリュームもあって、かなりお腹も満たされ、しかも、最後まで美味しく大満足でした。
ごちそうさま。
過去の日記は
こちら
住所 : 大阪市西成区天神ノ森1-9-12 【地図】
電話 : 06-6661-5962
営業時間 : 11:00~20:00
定休日 : 毎月3日・13日・23日
こちらも是非ご覧くださいm(_ _)m
最後まで見ていただき、誠にありがとうございました
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聖天坂 春日 (そば(蕎麦) / 聖天坂駅、北天下茶屋駅、天神ノ森駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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