2017–01–27 (Fri) 18:02
金沢観光スポットを散策後、すでに日が暮れはじめてきたころ金沢駅東口の鼓門(つつみもん)に到着。
ライトアップされた鼓門(つつみもん)は、日中とはひと味もふた味も違う装いで威風堂々としていて幻想的。
この光景をしっかりと眼に焼き付けて、別れを惜しみながら金沢駅構内へ・・・
ここは、金沢駅構内の金沢百番街「あんと」内にある、金沢おでんや治部煮など地元の伝統料理を楽しめるお店です。
地元の人たちや観光客など、たくさんのお客さんに「金沢おでん」として親しまれていて、
しかも、金沢駅直結なので、帰りの電車の時間ギリギリまで金沢おでんを楽しむことができます。
また、石川県金沢市は、一年中、おでんを食べられるお店が非常に多く、
日本で一番おでんが食べられている地域だと言われているそうです。
黒百合のおでんの出汁は、創業以来50年間、ずっと味を変えないで継ぎ足し継ぎ足しで作っているため、
出汁の旨みが凝縮された美味しいおでんを味わえます。
日本酒は、石川県の地酒
「萬歳楽」の数々。

料理は、おでんを中心に、治部煮など地元の伝統料理などが味わえます。
瓶ビール(小)一番搾り 460円
歩き疲れて喉もカラカラで、とりあえず喉を潤すため、瓶ビール(小)を注文。
おでんは、メニューを見ながら手当たりしだいに注文。
手前から右周りで・・・
大根 240円、鰯つみれ 320円、厚揚げ 220円、ジャガイモ 200円、天玉 360円そして、天玉が何か知りたかったので、注文してみると・・・
かなり大きな天玉は、魚のすり身の練り天の中に、ゆで卵が入っていました。
練り天とゆで卵の相性がとても良く合っていて、美味い!
出汁の優しさとカラシの風味が良いアクセント。
萬歳楽 花伝(本醸造)390円ー北陸の定番酒 ドライテイストで熱燗が美味しいー
熱燗酒器「ちろり」に入った熱燗は、何とも言えない風情が素敵ですね。
寒い季節には、熱々のおでんと辛口の熱燗が最高!
寒さが、より一層美味しくさせてくれますね。
がんも 320円、ふき 240円、ホタテ 380円
おでんの出汁は、薄味仕立てであっさり味。
それぞれ素材の味を引き立てていて、とても上品で優しい味わい。
出汁の深いコクと旨味が、おでんダネにしっかりと染みていて口の中いっぱいに広がります。
車麩(くるまふ) 150円
上品で優しい出汁をたっぷり吸った「車麩」は、柔らかく口の中で出汁と一緒に、一瞬にしてとろけてなくなる。
すじ肉煮込み 450円
タレは、ねぎ、味噌、両方掛けがあるので、欲張って、ねぎ味噌の両方掛けでお願い。
柔らかく煮込まれた牛すじ煮込みは、牛すじ肉のとろけるような柔らかさとネギのシャキシャキ感が絶妙で、
味噌の甘味が全体を美味しく引き立てている。
すじ肉好きには、たまらないくらい美味い!
酢だこ
しっかりとした歯ごたえの酢だこは、最初は酸味を感じるが、噛めば噛むほどじんわりと甘みが広がって、
タコの美味しさをしっかり味わえます。
今回は、貴重な冬の味覚「せこがに(香箱がに)」と呼ばれる、北陸地方で獲れる雌のズワイガニを使った
おでんのタネ(カニ面)を食べるのが、このお店に来たそもそもの目的でした。
しかし・・・
「せこがに(香箱が二)」は、産卵する雌カニの数を減らさないように保護するため、
すでに「せこがに(香箱が二)」の漁は終わっていて、このお店では、カニ面とご対面することができませんでした。
残念・・・
お腹も膨れて、ほろ酔い加減になってきたなと思ったころ、ちょうど帰りの電車の時間がきたので、ここら辺でお会計。
レジの前にあったサイン色紙が誰のサインなのか・・・?
と、思いつつ後日調べてみると・・・
この方でした。
帰り、大阪行きのサンダーバードでは、疲れと酔いで爆睡していてほとんど意識不明状態。
いや~!ホント、美味しい金沢でした。
お店のホームページは
こちら住所 :
石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街あんと 【地図】電話 : 076-260-3722
営業時間 : 10:00~22:00(LO 21:30)
定休日 : 無し
最後まで見ていただき、誠にありがとうございました
大変だと思いますが、怒涛の連続クリックをどうかお願いします。


黒百合 (おでん / 金沢駅、北鉄金沢駅、七ツ屋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
スポンサーサイト