ここは、お初天神から東側路地に少し入った、ビルの5階にある隠れ家的なお寿司屋さん「鮨 みや川」。
東京でも屈指の名店で修業を重ねた、和食の経歴を持つ古澤大将が握る江戸前寿司のお店です。
東京の名店が大阪梅田に進出したことで、寿司激戦区により拍車がかかったようだ。
コロナ禍にも負けず頑張った自分へのご褒美に、大阪に居ながらにして江戸前握りを堪能できる、
東京で予約の取れない人気寿司店「鮨 みや川」でランチです。
閑話休題
店名にもある「鮨」と言う漢字は、魚へんに旨いと書いて、魚が旨いという意味で作られた当て字。
一般的に使用されている「寿司」という漢字は、「寿〔ことぶき〕を司(つかさどる)と書いて、
縁起が良いもの・祝いの席で食べるものという意味を持っています。
と、ちょっとした「うん蓄」をダラダラと書いたけど、こんなん誰が興味あるねん…( ´艸`)ww
と言うことで、エレベーターに乗って5階へ。
エレベーターを上がり、すぐ左にお店の玄関。
店内は、都会の喧騒も忘れる静けさと高級感を醸し出す。
緊張した面持ちで「予約していた、たこやきくんで~す」と伝えると、
有名五つ星ホテル出身の大将「古澤朋幸」氏が、笑顔で「こちらへどうぞ」と招いてくれた。
震える脚を抑えながら、椅子に腰を下ろした…(^^;)ドッコイショ
目の前でお寿司が廻っていないと緊張する~ドキドキ((((;゚;Д;゚;))))ガクガクブルブル
料理メニューとドリンクメニュー。
酒類の品揃えが豊富です。
高級感ある雰囲気にクラクラと眼がくらみそうになりながら、
メニューを持つ手の震えを抑えて、いかにも小慣れたように取り繕う。
だいたい、「たこやきくん」のネーミングからしてB級グルメなので、高級店が似合うはずが無い…えへへ(〃´∪`〃)ゞ
ご主人と相談して、色々楽しめる夜のディナーコースにして貰った。
何かと融通が利かせてくれるご主人ですね…(^^♪
上 おまかせ握りコース 22品 13,000円
前菜、お造り、握り、焼物、蒸物、汁物、甘味
まずは、前菜からスタート。
季節感のある色鮮やかな料理の数々に、思わず「うわ~っ」と声を弾ませた…(^^♪
まずは、生ビール片手に「生落花生の塩茹で」を味わう。
奥歯から脳天まで響くコリッとした心地良い歯ごたえと、ちょうど良い塩加減。
噛むほどに落花生の香ばしさと甘味が広がる…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!
それをビールでサラリと流す…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
「山桃の蜜煮」で口直し。
すっきりとした甘味を楽しめますね…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!
ホタテひもと青さ海苔の柚子胡椒和え
青さ海苔と柚子胡椒の香り、ホタテひもの濃厚な旨味と歯ごたえが三位一体となって、実に美味い(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!!
珍味なのに高級料理のような味わいなのは、さすが和食出身の大将の確かな腕前だと思う。
南京豆腐
とろけるような柔らかさ、カボチャのまったりとした甘味と香りを味わえます。
ぶっちゃけた話、最初はマンゴープリンかと思った…( ´艸`)テヘヘ
秋刀魚の有馬煮
骨まで柔らかく、秋刀魚の濃厚な旨味と山椒の爽やかな香りがたまらないですね…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!
これは、日本酒が欲しくなる一品。
ガリは、生姜とセロリの甘酢漬け2種
ここから、いよいよ握りのスタートです…(^^♪
特に、セロリの甘酢漬けが気に入った!
カリッとした歯ごたえと優しい酸味が美味しい~(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
聞くと、10回お替りしたお客さんも居たとか…('Д')スゴイ!
日本酒で応戦。
準備良し!
まずは、「日高見」芳醇辛口純米吟醸
白身魚やイカなどの甲殻類、貝類などに合わせると、さらに美味しさを広げる味わい。
すっきりした香りの良い辛口で、サラッと流してくれる至極の一杯。
「日高見」は、私の好みの銘柄のひとつでもある。
お造り
鱧ちり、鱧炙り
実は、秋の鱧は脂が乗っていて甘く美味しいので、鱧好きには嬉しい~ヽ(^o^)丿
まずは、鱧炙りを酢橘塩で味わう。
もう食べる前から、私の口がワクワクしているようです…ゎ‹ゎ‹(๑´ㅂ`๑)ワクワク
上品で優しい甘味と香ばしさ、酢橘の爽やかな酸味が口の中でふわ~っと広がる。
ウマッウマ(゚д゚)ウマイゾ~!!
鱧の淡白ながら濃厚な旨味が秀逸。
鱧炙りを梅肉ソースで。
とにかく骨が一切感じられなく、ふわっふわ食感に驚いた…(''Д'')!
これは、もはや達人の為せる技でしょうか!
もちろん、梅肉ソースとの相性抜群なのは、言わずもがな。
鱧ちりも梅肉ソースで。
鱧炙りに比べて、鱧ちりの方が旨味が濃く感じる!
ウマッ(゚д゚)メッチャウマー!!
鱧と日本酒とのマリアージュを楽しめる逸品。
本日の寿司ネタをお披露目。
これに酢飯を乗せてかぶりつきたい衝動に駆られたのは、言うまでも無い…( ´艸`)クスクス
さ~!ここからお寿司のスタート。
何が出るかな、何が出るかな~(^^♪
アオリイカ
口の中でシャリがホロホロッと解けながら、アオリイカに煽られながらシャリと上手く絡み、
アオリイカの甘味と旨味にカボス塩が、さらに美味しさを広げる。
ウマッ(゚д゚)メチャウマー!!
いきなり、アオリイカの美味しさに煽られた…(#^.^#)テヘッ
シャリは、少し塩味を効かせた赤酢。
聞けば、関西風の甘味と江戸前の酸味を合わせているとのこと。
なるほど!
今までにない美味しさの秘密が、ここにあり!
鯛の昆布締め
歯ごたえ良く昆布の旨味が良く効いていて、鯛の旨味との相乗効果。
ウマッウマ(゚□゚o)ノノスゴッッッッッ!!!!!!!!!!!
中に木の芽を忍ばせていて、それが実に良いアクセント。
鯛の昆布締めの途中経過を拝見。
しっかりと昆布締めしたあと、密封して丸一日保存。
その後、鯛を1時間塩締めして、余計な水分を出す下処理を施しているそうです。
美味しい料理のためなら、手間を惜しまず。
漬けまぐろ
まぐろ本来の旨味成分を満喫でき、辛子が全体をキリッと引き締めてくれる。
赤酢のシャリがほぐれながら、まぐろ赤身と絡んで実に美味い!
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
つい笑顔になる美味しさです…(^^♪
松茸の土瓶蒸し
松茸、キンキ、海老、鶏肉、銀杏、三つ葉など・・・
旬の食材がたくさん入っていて、これは・・・
「秋の味覚の宝石箱や~♪」
まずは酢橘を絞り、お出汁の美味しさを味わいます。
松茸、海老、鶏肉などから出る出汁感と酢橘の香りが、一体となってこの上ない美味しさ!
ウマウマ(゚д゚)メチャウマー!!!
充実した出汁の美味しさを堪能できます。
この出汁を飲んで日本酒を頂く。そして、またお出汁を味わう・・・その繰り返し。
これって、一種の無限ループを楽しめますよ…(#^.^#)マチガイナイ
北海道産のキンキ
わざわざ北海道からお越しになった「キンキ」さん。
松茸の土瓶蒸しならご一緒したいと、駆けつけてきたんでしょうか…( ´艸`)ww
出汁が染みたキンキは、ホロホロに柔らかく、しっとり…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!
軽く焼き目を付けているのが、ポイント!
このサイズの松茸が4本。
と言うことは、松茸1本丸ごと入ってるので、秋の味覚を贅沢に満喫しました…ヽ(^o^)丿
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
脳天まで響くコリコリ感が、未だに忘れられません。
海老ちゃん
プリップリ食感で濃厚な旨味に、出汁が良く染みている。
もう、あまりの美味しさに溜息しか出ません。
銀杏
銀杏の弾力あるホクホク感に、出汁の旨味が染みていて美味い!
と、いろんな具材を楽しみながらゆっくりと味わっていると、
その食べ終わるタイミングを見計らって次の料理を出してくれます。
ほんと、じっくりと堪能できました…(#^.^#)ホッコリ
いくら醤油漬けと塩水雲丹
贅沢極まりない一品。
アップで!
ミョウバン不使用なので、柔らかくとろける雲丹。
今や、雲丹が高騰しているので、赤字覚悟だとか。
まずは、イクラと雲丹をシャリと一緒に味わいます。
口の中が、磯の香り爆裂!!
ウマ~ッ(゚д゚)メッチャウマー!!
山葵が良いアクセント。
食べるのが勿体ないけど、やっぱり美味しいから食べたい…( ´艸`)ww
「海苔で巻いて手巻き風にして食べてみてください」と勧められるままに。
言われた通りに、シャリと雲丹を海苔で巻いて味わう。
パリッとした海苔と雲丹の香りが、超絶な美味しさを味わえる。
その後すぐ、イクラの弾けるプチプチ感と磯の風味。
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
この美味しさは、腰を抜かすほど!
それもそのはず!
雲丹の餌は、海苔と同じ海藻類ですから…(#^.^#)ソレガドウシタ
イクラと雲丹、シャリを海苔で巻いて頬張ると・・・
それぞれの食材の持つ香りと味が口の中一杯に広がり、突き抜ける美味しさ!
ウマイ!!(゜∀゜)テッテレーッ!!
これは、もはや旨味のパラダイス!!
ここらで、日本酒も無くなりそうなのでお替りをしたいが、
お昼から飲む酒は酔いが早いのか、それとも緊張感からか酔ってきた…○゚。(´Д`//)ヒック
焼物
子持ち昆布の山葵醤油漬けとクリームチーズの和え物
子持ち昆布のプチプチ食感が、いつまでも心地良く残り、
噛むほどに、山葵の香りとクリームチーズの旨味が、遠くの方から徐々に訪れてくる。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
これは、癖になる味わい。
この珍味、販売してたら買いたいぐらい…(#^.^#)ホンマニウマイヨ~
銀鱈の西京焼き
脂乗り良く旨味もたっぷり感じられ、麹の香りもちょうど良く、甘味も関西風に合わせているとのこと。
かます炙り
とろみをつけた手作りポン酢に酢橘で香り付け。
さっと軽く炙っているので、すっきりした酸味に香ばしさが加わり・・・
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!!
随所に細かい工夫が散りばめれられていて、胃袋も喜んでおります…(^^♪
金目鯛
アクセントにおろし生姜。
江戸前握りの中でも、高級ネタとしての地位を確立している金目鯛。
旨味、甘味、コクの3拍子揃った金目鯛は、もっちりとしていて軟らかくシャリとの馴染みも抜群!
控えめに言って、めちゃくちゃ美味い…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!!!
ゆっくりと追いかけてくる、生姜の香りがたまらないですね…(^^♪
秋刀魚
秋刀魚は、まさしく秋の風物詩のひとつ。
秋の秋刀魚は、煮ても焼いても生でも美味い!
3拍子揃った秋刀魚さん。
肉厚でもっちり。
脂の甘味が美味しい~(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!
大根おろしが、秋刀魚の溢れる脂の旨味をさっぱりと味わえさせてくれます。
また、生活習慣病の予防効果があるとされるEPA、DHAが豊富なのもありがたい。
そんなこと気にして食べたことないけど…( ´艸`)ww
まぐろトロ(長崎県産)
わざわざ長崎県からお越しになった、まぐろトロ…(^-^)イラッシャイマセ
綺麗なまぐろトロですね…(^^♪
脂乗り良く口の中でとろける~(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
まぐろトロの旨味と甘味に溺れそう~(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!!
蒸物
カニ入り餡かけ茶碗蒸し
多くの具材が入った茶碗蒸しは、少し生姜を効かせた餡かけタイプ。
カニを口からお迎えに行きます。
玉子がプルンプルンでカツオ出汁の効いた、上品な茶碗蒸し。
カニが全体をワンランク以上引き上げてくれます。
カニの他にも、ゆり根やシメジなど旬の具材が多く入っていて、
底に沈んだゆり根が甘くて、とろとろ。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
う~ん・・・沁みる美味しさです。
ホタテ炙り
握る直前に軽く炙って香り付けした後、レモン塩で味を整える。
かなりの肉厚ホタテを豪快にひと口で頬張ると。。。
シャリとホタテが絡むように解れながら広がる甘味と旨味・・・
この繰り返しが快楽へと繋がっていく、何とも贅沢な味わい。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
聞けば、このホタテひとつにも非常に手間をかけていて、
ド素人には、ややこしくて聞いた尻から忘れてしまう…(^_^;)テヘヘ
煮穴子
煮穴子は、塩とタレの2種類あるので、タレをお願い。
聞けば、薄めの出汁で煮つけ、仕上げに蒸し器で蒸し上げるとのこと。
どうりで煮穴子から、うっすらと湯気が立っているはず。
温かく肉厚の煮穴子は、ふっくらふんわりしていて、とろける柔らかさ。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!!
忍ばせる山葵が、煮詰め醤油の濃厚な甘味を絶妙に引き立ててくれます。
こちらは、煮穴子の塩。
優しく上品な味わいで、塩だけで煮穴子本来の美味しさを堪能できます…(๑╹ڡ╹๑)ウマィ!!
ほぐれるように柔らかく、煮穴子の旨味が口の中一杯に広がります。
車えび
つい先ほどまで泳いでいた、大きな車えび。
噛むほどに味わえる甘味と旨味、そしてコク。
ぷりっぷりを超えたパキパキ食感で、食べ応えも抜群!
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
車えびの甘味と旨味が、赤酢のシャリと見事にマッチング!
レアに仕上げられていて、想像を超える甘味と旨味が詰まっています!
玉
まるで、プリンみたいなぷるぷる食感!
これは、まさしくスイーツですね。
スイーツと言われても疑うことなく食べることでしょう。
キラリと光る大将のの技とセンスに敬意を表して・・・
ウッマ(゚□゚o)ノノスゴッッッッッ!!!!!!!!!!!
もう口の中が、スイーツパラダイス!
汁物
素敵な器ですね…(^^♪
青さ海苔とアサリの赤出汁
これまで何もかもが感動的なまでに美味しく、
興奮状態を鎮めるにちょうど良い赤出汁。
ほっこり美味しい~(๑╹ڡ╹๑)ウマィ
巷の店とは一線を画す出汁の香り。
これは、白ご飯、もしくはオニギリが欲しくなってしまいます…(^^♪
ついでに沢あんも一緒にお願い・・・ww
甘味
白味噌とマスカルポーネのティラミス・メロン・オレンジ
お酒と八丁味噌、白味噌を練り、それらにマスカルポーネチーズが上手く一つにまとめた、あっさり濃厚なティラミス。
その美味しさは、ティラミス専門店にも決して引けを取らないほど。
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
もしかして、専門店以上の美味しさかも知れません。
これ単品だけでも、また食べに行きたいぐらい。
前菜から始まり、お造り、握り、焼物、蒸物、汁物、甘味・・・
前菜の後、お造りが出て、そのまま握りに続くのかと思えば、一品料理に変わり、そしてまた握りへと移る。
握りと一品料理を織り交ぜるので、最後までワクワク感がとまらない。
食のエンターテイメントを堪能させて頂きました…(^^♪
さすが、和食出身だけあってお寿司はもちろんのこと、
和食にも凝りまくっていて、お寿司と和食のマリアージュを楽しめる素晴らしいお店でした。
梅田でいつもと違うちょっと贅沢なお寿司を食べるなら、
お値段以上のボリュームと満足できる内容なので、ここは是非お勧めだと思います。
また、完全個室もあるらしく、お祝いやデートや接待などにも如何でしょうか。
( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )ゴチソウサマ
住所 : 大阪市北区曾根崎2-8-7 コーストスタジョーネ 5F-B 【地図】
電話 : 06-4301-4465
営業時間 : 12:00~15:00 16:00~23:00
定休日 : 無し
こちらも是非ご覧ください(*^_^*)
チャンネル登録お願いしますm(_ _)m
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鮨 みや川 (寿司 / 東梅田駅、大阪梅田駅(阪神)、北新地駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
Author:たこやきくん