「忍者の里」として知られる三重県伊賀市にある、
創業200年以上の現在11代目になる豆腐田楽のお店「田楽座 わかや」でランチです。
江戸時代の創業当時から現在に至るまで変わらぬ味を守り続けている、
昔ながらの豆腐田楽を味わうことができます。
おでんのルーツである豆腐田楽を求めて、わざわざ遠方から足を運ぶ人が多く訪れています。
店内に入ると、いきなり味噌の焼ける香ばしい香りが漂ってくる。
3年間熟成させた自家製味噌は、代々受け継がれてきた秘伝の味噌。
ひと口サイズの豆腐田楽は、「わかや」創業当時から伊賀の名物料理として評判。
メニュー
豆腐料理を中心にしたセットメニューの他に、コース料理や一品料理、デザートなど幅広く揃っています。
今の時季は、竹の子料理もあります。
また、テイクアウトもしているようです。
お庭の見える座席に案内してくれたので、お庭を観て心和みながら料理が来るのを待ちます。
注文が入ってから、味噌を塗って焼き上げる豆腐田楽が楽しみでなりません…ウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪
Aセット 1,570円
とうふ田楽・野菜の煮物・おからの炊いたん・ごはん・お吸い物
豆腐田楽は、全部で16本。
田楽に塗る味噌は、代々受け継がれてきた秘伝の自家製味噌を使用しており、
3年間熟成させた大豆の旨みと米麹のまろやかさが特徴です。
豆腐は、地元有機栽培で穫れた大豆「フクユタカ」を使用。
身がしっかり詰まった豆腐は、自家製熟成味噌と相性抜群!
「豆腐田楽は、串を抜いてからご飯に乗せて食べてください」とのこと。
まずは、そのままで味わうことに。
パクッとかぶりついた瞬間・・・
口の中から鼻腔を抜け、脳天まで味噌の香りが一気に突き抜けた!
自家製豆腐の身がしっかり詰まっているのに、ふんわり柔らかく淡白な味わい。
まさに衝撃が走る美味しさ!
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
濃厚で芳醇な味噌の香りと旨味、甘味が、ふんわり柔らかく淡白な豆腐に最高のコンビネーション!
これは、つい笑顔になりますね…o(゜0^*)~☆
米は、伊賀米を使用。
豆腐田楽を食べた後すぐ、口の中に味噌の旨味が残っているうちにご飯を頬張る。
味噌の甘味とお米の甘味が重なり、さらに美味しさ倍増。
お吸い物は、熱々。
出汁にワカメの香りが効きまくっていて、身体の芯まで癒される味わい。
野菜の炊いたん
竹の子、椎茸の含め煮、こんにゃく、いんげん、人参
すべてに出汁が染みていて美味しい~(^^♪
中でも特に美味しいのが、竹の子と椎茸の含め煮。
おからの炊いたん
しっとりふんわりしていて、出汁の旨味が効いている。
これは、絶対に日本酒が欲しくなる逸品です。
お漬物は、たくあん、奈良漬けきざみ
たくあんのコリッコリっとした歯ごたえが抜群で美味い。
きざみ奈良漬け
甘味のある豆腐田楽と伊賀米を食べた後、この奈良漬けで〆る幸せ感は味わったものにしかわからない。
単に箸休めとして食べただけなのに、意外なほど美味しかったのには驚きです。
ようやくご飯の上に豆腐田楽を乗せて味わうと・・・
焼けた味噌の香りと甘味、旨味が豆腐の柔らかさとご飯が三位一体となって、もう美味いのなんのって…ヽ(^o^)丿
軽いので幾らでも食べられそうなぐらい。
何でも無いような普通の豆腐田楽が普通以上に美味しい、
とびっきりの味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
ごちそうさま。
田楽座 わかや (郷土料理(その他) / 西大手駅、上野市駅、広小路駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
Author:たこやきくん