創業1864年の江戸時代から続く、大阪最古と謂われる歴史あるうどん店「吾妻(あづま)」
外観も江戸時代の建物だそうな。
長年の希望が叶って、ようやくお伺いすることができました。
店内は、混雑しているのでメニューを見ながらお待ち下さいと、手渡されたメニュー。
心は、すでに決まっているが、暇つぶしに見といた。
店内は、小上がりの座敷とテーブル席。
壁一面には、有名人のサインが所狭しと並べられています。
私には、サインのお願いが来なかったです、ハイ…(^_^;)
お願いされれば喜んでサインするのに、遠慮しないでね…( *´艸`)
座敷に案内され、温かいお茶を飲みながらゆっくりと寛いでいると・・・
カレーうどん 930円 (ささめ細うどんに変更 プラス30円)
かやくごはん(小) 300円
上から・・・
黄色いカレーが、いかにも昭和レトロなビジュアル。
具材も、牛肉、九条ネギとシンプル。
全体的にあまり辛味は無く、出汁の効いた優しい味わいカレー。
こんな昔ながらのカレーうどん、大好きです…(#^.^#)
麺は、お店の名物「ささめ細うどん」。
徳島県の「半田そうめん」のような、素麺にしては太麺。
わかりやすく説明すると、讃岐うどんの3分の1程度の細さ。
しなやかで柔らかく喉越しで味わう、讃岐うどんとは対照的な大阪うどん。
細くて長い麺は、とろみのあるカレー出汁に良く絡みまくる。
お肉も出汁が染みて、べらぼうに美味い!
ウマッウマ(゚д゚)メチャウマー!!
カレーうどんの牛肉は、ひと際美味いと思う。
シャキシャキ食感の九条ねぎも、また格別!
最後は、七味で辛味を追加すると見事に豹変した!
もちろん、全汁したのは言うまでもない。
本来ならば、ここ白ご飯を入れたいところ・・・
かやくごはん(小) 300円
自慢の出汁で炊き上げたお店の名物「かやくごはん(炊き込みご飯)」。
具は、ごぼう、鶏肉、油揚げ、人参。
ホクホクで出汁の香りと旨味がふんわり漂う上品な味わい。
特に、ごぼうの香りが良いアクセント。
ささめうどん 750円
お店の1番人気メニューは吾妻の名物「ささめうどん」。
「ささめうどん」の由来は・・・
「約40年前に先代によって考案され、谷崎潤一郎氏のご婦人、松子さんが召し上がられた際に、
谷崎潤一郎氏の名作「細雪(ささめゆき)」からその名を頂きました。」とある。
出汁に生姜を効かせた、あんかけ出汁の細うどん。
具は、きざみ揚げ、すりごま、かまぼこ、塩昆布、三つ葉と、とてもシンプル。
繊細な味で癖がなく万人受けする、奥行きのある旨味がたまらない美味しさ。
【結論】
出汁は昆布出汁が良く効いていて、シンプルでほっこりする美味しさ。
通常の1.5倍の量の太麺を使用した吾妻うどん、さらに、細麺を使用したぶっかけうどん。
甘く炊いたきつね揚げが良い、冷やしささめきつねなども人気のようです。
その他、ささめうどん以外にも、普通のうどんや蕎麦があります。
吾妻 (うどん / 池田駅、絹延橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
Author:たこやきくん